tichiki’s blog

共働き夫婦のあれこれと思っていたら子育てと病気がやってきた日々の記録

だーいすき

お風呂あがり、「だーいすき」と言って抱きしめて、背中をぎゅっと掴んだらケタケタ笑ってくれた。思いがけなくて、嬉しかった。大好き、という言葉では表しきれない気もするけど、わかりやすい言葉でずっと伝えよう。だーいすき、ぎゅー、ができない年齢になっても、覚えていてくれたらいいなと思う。子どもが可愛くない親などいない、という一般論ではなく、私が、あなたを愛していることを疑う余地もないくらいに。
私の肩にも届かない短い腕をいっぱいに伸ばして私の腕に触れながら、おっぱいくわえて眠ってしまった。きっとこの子も私を好きでいてくれるんだと思う。笑顔が苦手なママなのに、思いがけないところで笑ってくれる。なるべく笑顔を見せてあげたいと思うんだけど、練習が必要。怖い顔で抱っこしてごめんね。
あかちゃん、と言葉にしてみる。もう、赤ちゃんというより子どもで、自分の人生を歩み始めた1人の人間に思えるこの子、でもやっぱり小さくて可愛い赤ちゃん。あかちゃんがこの腕の中にいるなんて、信じられないほどの幸運。過去でも未来でもなくいまを感じることが幸せへの近道と言うけれど、これまでのわたしには簡単なことではなかった。でもいま、この瞬間は幸せと、わたしにだって分かる。可愛い。天使が、わたしを信じて、安心して眠っている。愛しくて、幸福で、涙が出るよ。ありがとう。