tichiki’s blog

共働き夫婦世帯の楽しみと葛藤。仙台にて

噂話

人の噂話が好きな人は一定の割合が存在するのだけれど、「知ってた?あの人、乳がんなんだって」って言いふらされてたのは想像以上にダメージ大きかった。自分がこんなに弱かったことに驚くくらい。

最後の抗がん剤治療から7カ月が経って、ウィッグから襟足がはみ出るほどに地毛が伸びたので思い切ってベリーショートで出社してみた。生えてきたくせ毛がいい感じでワックスと馴染んでくれたので、我ながらちょっと素敵じゃない?と思っていた。が、若い後輩が「素敵です〜!!」って無邪気に褒めてくれた以外はみんなあまり触れてくれなかったので、おや、意外に不評?やり過ぎて引かれてる?と思ったらババアのお陰でみんな私の闘病を知って反応しづらかっただけみたい。褒めてくれたのはババアと縁のない若い子や派遣さんだけ。

別に恥ずかしいことじゃないから病気を知られてもいいし、ウィッグだってみんなにお知らせしても構わない、と言ったら人事部長に止められた。心配顔で余計なことを言ってくる人もいるから、煩わしいと思うよ、とのこと。たしかに、知る必要がなければ知らないのが一番だと思った。そうすれば余計な気を遣わなくて済むのだから。知らせたのは社長以下役員と、人事部と経理の厚生担当と、直属の上司だけ。
さて、ババアはどこから情報を仕入れたのか。
「誰からお聞きになったんですか?」
「それで、私にどんなお見舞いを下さるんですか?」
「異動や昇格に影響が出た場合はどのように責任を取っていただけるんですか?」
直接シメたい気持ちが沸騰。
とりあえず人事部長にこの気持ちをぶちまけてみたら、「俺だってババアには消えてほしいよ、、、そういう時は休んで」とのこと。ふん。言われずとも休んでるわ。

ババアの悪癖はこれまでも有名ではあったけれど、病気の人間に追い打ちをかけるようなことを、これからも、例えば私の大事な後輩たちにまでやらかすのなら、ここで本気でシメておきたいと思ってやまないのだけれど、おそらくババアは永久にババアのままなのだろうから、こんなに私がすり減るのも無駄の極み。それもわかってる。

これから私にできることは、まずは「いつ死ぬのかな」と思ってるババアの裏をかいて完全奏効を保ち、眩く復活して仕事を続けること。そんな私の姿を見て、もしも同僚や後輩が病気で悩んだとき「自分も、大丈夫」と思ってもらえたらいい。
卑近な話としては、いま一見元気そうに働いている私がなかなかに大変な目に遭って辛い治療も乗り越えたエラい子として心の中で尊敬してほしい。ホント、今も足先が痺れてるし倦怠感が残ってるし、辛いよー!!って言えるもんなら言いたい!!!
あ。ババアに、聞いてもらうか?