tichiki’s blog

共働き夫婦のあれこれと思っていたら子育てと病気がやってきた日々の記録

苦しーい!トリプルネガテイブ

癌告知から1日。さっそく大学病院に来てみたけれど大変な待ち時間!朝8時半に受付して、呼ばれたのが午後4時前。
腫瘍もリンパの腫れも刻々と大きくなっているように感じられて、とにかく早く、1秒でも早くお医者さんに会いたかった。そもそも症状などなかったのに、食事も喉を通らない。一切の食欲がわかない。うえー、昨日は冷静だったはずなのに、現実と認識していないだけだったみたい。苦しい待ち時間!

ようやく会えたのは、若い女性のお医者さん。親身になってくれそう。わかりやすく説明してくれた。
昨日の病院ではちゃんと聞いてるつもりが認めなくない気持ちもあったのか、トリプルネガテイブの厄介なタイプと再認識。抗がん剤治療で、効くものが見つかることを祈るばかり。
来週の検査で転移の有無が調べられることに。来週までに転移しないの?!と不安になるけれど、淡々とスケジュールをこなすしかない。
転移がなければ半年間の抗がん剤治療を経て半年後に手術だそう。
つまり、あと半年は生きられるのか、と少しホッとした自分がいた。あかん、気弱すぎ!
転移があれば手術はせず、薬で癌を抑えながら共存していくことになるという。
先生は気の毒そうに、抗がん剤治療を始めると生理が止まるので第二子は無理、と言われたけれど、もともと凍結できた受精卵が1個なので第二子の予定はなし!なんて説明したりはしないものの「もともと考えてないので大丈夫です!治療頑張りたいです!!」と元気に返してみる。

娘が60歳、わたし100歳まで生きるつもりだったけど、まずはもう少し近い未来に希望を持って生きる必要が出てきた。

先のことを考えると苦しくなるので、今のことに心を尽くそう。まずは、来週の検査で薬を使うので、授乳をやめなければならない。さっそく今夜からはおっぱいなしで寝てもらうことに。
案の定寝ぐずって20分ほど格闘して、やむなくエルゴに頼ったところ30秒で寝てくれた。なんだよオイ。
そもそもネントレを検討しながらうじうじしていた私にはいい機会だったのかも。今夜は何回起きるかな。頑張るぞ!
授乳する幸せはもうすぐおしまいになるけれど、母乳外来に通ってまで頑張って、8ヶ月間楽しい時間だった。ようやく安定して出ることを実感できるようになったところだったけど仕方がない。これからは美味しい離乳食作りを頑張る!ミルクも高いのにしよう(笑)

神さまは、何度も何度も私の赤ちゃんを連れて行ってしまったけれど、とうとう最後に根負けしたのか、この子を授けてくれた。でも引き換えに私を連れて行こうというの?ねぇおチビさん、神さまに直訴してね。いい子にして、おっぱいも我慢するから、ママとずっと一緒にいさせてくださいって。ママも、お薬も手術も頑張るから、って。ねぇ、神さまのところに帰ってしまったお兄ちゃん、お姉ちゃん。ママ、まだそっちに行けないんだ。可愛い妹と、ママを見守っていてね。