tichiki’s blog

共働き夫婦のあれこれと思っていたら子育てと病気がやってきた日々の記録

12週目の始まり

マタニティライフは人生で何度もあることではないので楽しまなきゃ損!と言います。
確かに、これまでの流産を振り返ると、お腹に赤ちゃんのいたほんの一ヶ月、三週間が、いっ時でもわたしが母親だった幸せな時間だった。
それは、振り返ってみれば、の話であって、実際は幸せいっぱいとはいかない。
不安だらけで。

初めて12週の壁を超えてきた。ナイスファイト!と思ったのも束の間、出生前診断の壁が立ち塞がる。
ただの勾玉じゃなく、二頭身になったエコー写真を見てしまうと、どうあってもこの手に抱きたい、と思い出生前診断なんか受けてもしょうがないよー、と腹を決めたものの、夫の反対にあい診断を受けることになりそう。
自分たちで最後まで面倒見られない子供を、置き去りにするわけにはいかない、という覚悟。

産むことも、産まないことも覚悟なのだ。
産まない判断をするくらいなら不妊治療などしなければいい、という立派な意見もごもっとも、健康な子供しかいらないなんてエゴでしかない、その通り。
ダメな人間代表として、でも生きていくことを覚悟するしかない。
ダメなお母さんでごめんね。
世の中の大人たちはみんな立派だよ。