tichiki’s blog

共働き夫婦のあれこれと思っていたら子育てと病気がやってきた日々の記録

出血があっても気軽に近所の病院に行ってはいけない

私の意識が低かったと反省するしかないのだが、妊娠初期の出血に対する不安でつい気軽に会社の産業医に相談してしまった。
紹介状を持参したので問題ないと思っていたが、受診した病院から不妊治療院へクレームが入ったとのこと。患者が勝手に受診してくれては困る、といったところか。
不妊治療院は不妊治療はしてくれるけれど、妊婦のケアまではしてくれないんじゃないか、というのがここまで三度の流産で生まれた疑問だったのだ。出血には何の説明もないわけで。
結果それは言いがかりだったのだろうけれど、「受精しました」「着床しました」「流産しました」の事実のみで、「治療」をしてもらった覚えはなく絶望的になっていたのだ。だから、出血の相談は不妊治療院ではなく産婦人科にしたかったのだ。それだけだ。
その目的も達せられ、1人の患者として納得もしたところだったが、それがクレームに繋がり、ひいては「今後うちからの紹介を受けてもらえなくなる」とまで言われた。つまり私のせいで後の妊婦さんが出産の病院を選べなくなるらしい。
一歩引いて、私の迂闊さを棚に上げて考えてみるど、病院の関係とは恐ろしいものだと思う。お前のとこの患者が勝手に来て困るんだけど、という病院の言い分が正論で、患者には病院を選ぶ権利はないということだ。主治医にはそれだけの拘束力があり、患者は従うしかないのだ。しらなかった、、、
安心、納得は二の次、医療のシステム優先なのか、はたまた義理優先なのか。
赤ちゃんは無事だったけど、怒られて帰ってきたわけでした。スミマセンでした。
なんか色々勉強になる。この悲しい気持ちも将来何かの役に立つことだろう。
病院の治療方針に家族が納得できないまま亡くなった祖父母のように、悔しい思いをしなくて済むといいな。