tichiki’s blog

共働き夫婦のあれこれと思っていたら子育てと病気がやってきた日々の記録

家族の病気

父に血尿。病院では膀胱炎を疑われたそうだけれど、腎臓ガンの再発ではないかと疑ってしまう。
そしてさらに心配になるのは母の心情。

お父さんが病気になったらどうしよう、お母さんが病気になったらどうしよう、と泣く阿呆な子供だった私に心配をかけまいと、父のガンの発症の際も平気な顔をしてみせたあの人が、心配で眠れないという。
当時も心配で眠れなかったのかもしれない。それを子供たちに悟られまいとしていたのかもしれない。
そういえばキャンプで私の首元をゲジゲジが掠めた時も「アリがいた」と嘘をついてくれた。新築の家に幽霊が見えた時も、父と2人で神社でお祓いして終わりにした。
知ったのはずうっと後になってから。
そんな母の配慮を尊敬していた。

父も、母も、年をとった。

ついネットで様々検索してしまう。すると、若いうちに配偶者の病気と闘う人の記事がいくらでも出てくる。私の身にそれが起きたら、、、結婚から5年経った今でも想像するだけで怖くて、でも起きてもいない不幸に怯えるなんて時間の無駄、と思ってみたり。
そもそも私は不安定だ。これも本当は母に似たのだと思う。

心配しない、フリをすることぐらいしか私にはできないけれど、心配しない娘を恨むだろうか。