tichiki’s blog

共働き夫婦のあれこれと思っていたら子育てと病気がやってきた日々の記録

義父のスピーチ

結婚式には出られないほど既に弱っていたので、両家を代表する挨拶は私の父が頑張った。
4年前に亡くなった義父、スピーチが上手かったと初めて知った。
大勢の前で話すとき、誰か1人に伝える話し方を心がけていたという。もちろんその人をガン見するわけではなく、広く会場を見渡しながら話すのだけれど、この人、とターゲットを決めて話すのだ。
すると誰もが、私に話してくれている、という気持ちになるのかもしれない。

これ、ラジオも同じ。パーソナリティは普く電波の届く聴衆全部に話しているのではなく、時として、わたしに、話しているような気持ちにさせるメディア。
であってほしいと思うのです。
でも、「みなさんこんにちは〜」から始まる挨拶の多いこと。みなさん、なんてどこにもいない。語尾を伸ばして伝わる言葉なんかない。
何を勘違いしているのか。

と、「リスナーとして」苦言を呈すほどでもないわけで。

義父のスピーチ聞いてみたかった。