tichiki’s blog

共働き夫婦のあれこれと思っていたら子育てと病気がやってきた日々の記録

31週で転倒、、、

正面から大の字に転倒してしまいました。
バス、逃すと20分待たなきゃいけなくて、美容院の予約に間に合わないからと、つい小走りに走ったら、工事用の配線につまづいてしまった。片手に1キロの砂糖と冷凍餡子とリンゴ2個という大荷物を抱え、片手にカバンと携帯。携帯の画面が「カシャーン」という音を立てて砕けたとき、お腹も思いっきり地面に衝突。しかも一面の銀杏の海、、、「終わった」と思うと同時に、「やっぱり」と思った自分がいた。

大変な臭いと、膝出血を引きずり「臭くて御免なさい」と心の中で盛大に謝りながらバスでなんとか帰宅。美容室は気持ちが折れたのでキャンセル。
出血はなく胎動もあり、明日は夕方に検診の予約があるけど念のため病院に相談してみたら、できれば明日早い時間に来てくださいとのこと。もちろん心配なら今から来てもいいよ、と優しい言葉をもらった。

検診の結果は異常なく、膝の傷に同情されただけだったけど、転んだ時に筋でも伸びたのか、翌日の夜に眠れないほどの右下腹の痛みに一晩悩まされ、更に翌日には左下に腸が圧迫される?例の冷や汗モノの激痛に30分おきに襲われ外出ままならず。夕方もう一度受診することに。またまた結果は問題なく、張り止めの薬をもらって帰る。休診日に分娩と兼務して診てくれた先生、ごめんなさい。

つまづいても体制を保てないのが妊婦なのだと初めて認識した。今さら。
もう、焦ったり急いだりしないぞ。
子どもと3人の未来を信じるのだ。守れるのも私なのだ。

8ヶ月だと?!

きょうから8ヶ月だと:(;゙゚'ω゚'):穏やかなマタニティライフもあと少しで終わってしまうなんて。蹴飛ばすだけだった胎動が、内側からぐにゅー、と抉ってみたり、謎に横腹までくすぐってみたり、はたまたパパのデカイくしゃみに驚いてオシッコしたのか、プルプル震えてるのを夫婦で笑ったり、まだ見ぬ生き物の不思議な存在を楽しむ日々があっという間に終わってしまうなんて。
抱っこできるのは楽しみだけど、可愛い赤ちゃん時代だってあっという間に終わってしまうだろうし、そう思うと人間の一生なんてあっという間だ。
結婚生活だってあっという間にもう6年ですから。

どうやら糖尿病は免れたらしい。「異常なかったので電話しませんでした♪」って先生明るく言うけれど、異常あったら電話するよ、って言っておいてよ。1週間どうやって過ごしたらいいか分からなくて体重減ったじゃねーか。

マタニティマーク

お守りがわりに化粧ポーチに入れて持ち歩いているマタニティマーク。結局今まで使ったのは一回、優先席に初めて座ったとき。別に特別混んでいたわけではなかったのだけど、他に空きがなかったのでドキドキしながら座り、言い訳がましくマークをつけてみた。もう少しポールチェーンが長ければいいのに。

その後は使う機会がない。そもそも通勤バスはそんなに混んでいないし、帰宅や下校ラッシュに当たればマタニティマークなんて誰にも見えないし、先輩ママは「具合悪い時はちゃんと『譲ってください』ってお願いすればいいんだよー」と言っていたので、さりげなくマークでアピールって必要?というわけで。

そもそも地方都市の公共の交通機関には絶対的に高齢の方が多いので、よっぽど具合悪くなければ妊娠してるくらいで差し置いて座るのは無理(>_<)きょうも高齢者で満席の地下鉄で、むしろ気付かれて気を遣われないようにドア付近に立って病院へ。

とかいろいろ考えてみるけれど、無邪気にマタニティマークを付けたリュックを背負って楽しそうに検診に来ている若いプレママたちを見ると純粋に羨ましい。今しか着けられないアクセサリーだもんね。

ストレス復活

血糖値再検査の告知を受けてから、不安がぶり返してきた。なんだかお腹が張るし、胎動もキックから痙攣ぽい動きに変わった気がして。
生きてるかな、元気かな、って常に心配。
7ヶ月で死産の人の話や、ウェブの話を見聞きしてしまい、自分も、、、って。

お腹も隠しきれなくなってきたし、仕事の調整も必要になってきたので人に話すようになったところ、「おめでとう」と言われる。友達はとても喜んでくれる。ママ友の集まりに呼んでくれたりする。
でも、まだわからないんだよ、という気持ちが膨らんで不安になる。もしも無事に産まれなかったら何て言おう?「プレママ」扱いしてもらっておきながら、本当のママになれなかったら?

産まれる時は産まれる、ダメなら何をしてもダメ、なんて勝手に決めて、甘いものも辛いものも適当に食べていた日々を後悔。

妊娠期間をあんなに幸せに思える時間もあったのに、また下降線を辿ってしまった。また浮上できるかな。エコー検査で撮影させてもらった動画、ほっぺたの膨らみに、あなたを信じる力をもらおう。

糖負荷検査((((;゚Д゚)))))))

7ヶ月に入り血液検査を受けたところ、血糖値105。100を超えたら問答無用で再検査だそうで来週、糖負荷検査を受けることになりました。
不安だらけで、さっそくググってみれば、自分の甘さを痛感。
血液検査の前には食べ過ぎちゃいけないのね。
誰か教えておいておくれよ。

とはいえ、この警告がなければ食欲に負けてあれこれ食べ過ぎていたかも。「そうは言ってもねぇ」と食事のことを真剣に考えていなかった。さすがに気をつけなければおなかのとぴ子がかわいそう。

赤ちゃん少し大きめですね、と毎回言われていたのも、糖尿のせいなのか?((((;゚Д゚)))))))
とか、結果がでるまでまたまた考えすぎる日々がやってきそう。やれやれ。

物事の良い側面を見る

あっという間に7ヶ月。職場では「体型変わってきたね」と言われることも出てきたが、6ヶ月言うても冗談だと思われることも。ただの食べ過ぎじゃないし。
食べ過ぎたときにこんな体型に近づいたこともあった。この腹の中身が赤ちゃんだったらなぁ、と思っていた。まさか、本当に「妊婦体型」になる日が来るとは、不妊治療しながらも信じていなかったように思う。とにかくネガティヴな想像は得意なのに幸福のイメージは苦手。

そんなわけで、どうしても赤ちゃんと3人の生活が想像できないのだが、大暴れしてたくせにパパが触るとピタリと動きを止めていたとぴ子が、ようやくパパにも触らせてくれるようになって。そろそろ生まれた後の楽しみに思いを馳せても良いのかもしれない。
普通の暮らしを想像すると幸せすぎて身に余る思いが襲うのだが。でも、結果的にたくさんの苦労が訪れるわけだから、いま、幸せな想像で満たされる時間を楽しむのも大事だろう。

ポコポコ動いてくれると本当に幸せ。一緒に会社行って、一緒に料理して、一緒にお風呂入って、寝るときはなぜか1番活発に動き回って邪魔をする。

物事の良い面だけを見ることで、幸せを引き寄せるという。確かに、良いこと想像している時間の方がずっと幸せ。生きる時間が限られているなら、幸せ時間の割合を増やした方が得。
がんばれ。幸せな想像は怖いけど、後悔なんてもったいない。

一生の中で、幸せな時期

安定期に入って、安定したのは体より心かもしれない。
親にも伝え、周りも少しずつ理解してくれて、穏やかな気持ちになれるのかしら。
今まで、妊娠していても安定期に入らないおかげで周りに言えず、ボロ雑巾のように働かなければならなかったこともあった。いま思えば言っておくべきだったと思うことも。仕事を始めてからずっと黒子だったから、自分を大事にすることを知らなかった。

お腹の赤ちゃんにパパも何か声をかけてよ、とお願いしたら、「こら。蹴っちゃダメ」と説教していた。以前、膀胱蹴られてトイレが近い、とボヤいたのを、聞いてないのかと思ったら聞いていたらしい。
胎動を楽しみにしているパパが多いはずなのに、うちのパパはまずママが大事みたい。いつから赤ちゃんに興味を持つのか分からないけれど、こんなに愛されて幸せと、素直に思ってみようと思う。

お腹から出てしまったら、捕まえるのも大変なほど言うこと聞かなくなって、やがて離れて行くのだから、文字通り一心同体なのは今だけ。本当に、あと4ヶ月だけ。
一生のうちで、きっといちばん幸せな時期のひとつだと思う。

前に「幸せだなぁ」と思ったのは大学一年生で一人暮らしを始めた時だったかな(笑)