tichiki’s blog

共働き夫婦世帯の楽しみと葛藤。仙台にて

震災から6年

3月11日6度目の一日。朝から地元のラジオを聴いている。
亡くなった息子への手紙。あなたの人生はこれからだった。やりたいこともたくさんあったはずなのに。

生かされた自分は何をしたかったのだっけ。結婚式の日取りも決まり、式場と契約する予定だった日の前日、世界が変わった。報道に携わる身として、一度、自分を捨てる必要があった。大勢の人が未来を失った日、自分の将来を考えることを一度やめてしまった。
そらから二年ほどが過ぎて、遅ればせながらもう一度自分の人生を始めようと思ったけれど、それから3度の流産。津波で失った命ではないのに、震災が私の赤ちゃんを奪ったと、考えてしまう。
人のせいにしてはいけない、環境のせいにしてはいけない、自分の体調と未来を管理できなかった私が悪い。
復興へ、復興へと歩みを進めようとするいま、被災した人たちが歯を食いしばって頑張っているのに、なにも奪われていない私が、前に進めずにいる。夫は今もこの日が近づくと、休日もなく残業を重ねている。せっかくのトップシーズンにスキーにも行けない。
3月11日、あんなに悲しいことがなければよかったのに。
家族を失った人に、申し訳がたたないほど弱い自分。これからどうして行けばいい?生きたかった多くの人たちに、恥じないためにどうしたらいい?

一個だけの卵が胚盤胞に

結局一個しか採卵できなかった日から1週間。授精したかどうか電話で確認することもできたのだけれど、怖すぎて無理だった。「今回は、ダメでした」先生から何度も発せられたあの穏やかな口調を思い出し思い出し、それでも泣かないように、絶望しないようにと訓練する日々。
心が不安定なのだろう、訳もなく夫に腹が立って無視したり、ひどい態度で雰囲気を台無しにしてきた。震災から6年、また一番忙しい時期を迎えているというのに、労ってあげることもできない。本当にごめん。
それでも逆ギレするでもなく、食事を作って、片付けて、穏やかに過ごしてくれる貴方には頭が下がります。きっと、お父さんとお母さんから受けた愛情のおかげで揺るぎない「安定性」を持ったひとなのだ。親にも何度も怒られた私の「不安定」を、矯正しようとするでもなく、受け入れるでもなく、ただあるものとして扱ってくれる。私に必要な人だと、心から思う。

で、その夫は、一個しか採れなかった卵を「凝縮されてる。きっと」と評した。その卵が、胚盤胞になっていた。グレードも今までで一番。ちゃんと授精して、もう、男の子か女の子かも決まってるのだ。

年齢を考えると、妊娠はまだ可能だけれど採卵の可能性は下がる一方なわけで、今のうちにもう一度採卵しておくという手もある。どうするか、ご夫婦で話し合ってください、とのこと。また妊娠できなかった時に、「次がある」と思えるようにしておくかどうか。または、「兄弟がいたら良かったのに」と悔やむ日のために。
答えが出ないことばかり。

ただ、この経験が無駄だったなんて思わないように、夫への感謝をこうして書いておこう。それから反省として、死刑判決を受ける練習をするのはやめよう。「駄目だったら」「断られたら」「嫌われたら」そんなことばかり考える自分を卒業したい。七赤金星。昨年のどん底から抜け出し、この節分から9年間は好調だそうですから。

激辛ラーメンたべたいのね

辛いものを食べたいのですよ。ソウルに行けば超辛旨!というメニューにこれでもかと出逢えるのに、はて仙台ではどこに行くべきか。
おっぺしゃんの激辛も、カラ助の激辛も、定期的に食べたくなるのだけれど、バリエーションを増やしたい。とはいえ、「激辛」の程度がわからない、、、いやそもそも仙台に、「これはムリ」っていう辛さは存在するのか。
あれこれ考えるより食べに行くか、ということで、北目のとうがらし亭に行ってみた。

悲報。「土日はこだわりラーメンのみ」

店名から、辛いのあると思ったのに、、辛味噌ラーメンに激辛があるって聞いたのに、、、T^T
これも出逢いかと思い直して、こだわりの中華そばを注文。むかし藤崎の近くにあったという「ちょうちんや」の味をベースにしたラーメンだそう。カツオのほか、魚出汁がしっっかりきいたスープで、満足感が高い。細め、ストレートめのプキプキした麺も美味しい。
とても美味しいので、隣の「かつせい」並みの行列ができるほどの評判になればいいね。
ひとりの時は店で堂々写真を撮れない性格のため、記録写真はなし。

それにしてもかつせい、相変わらずの行列。ラーメン屋の行列と違ってなかなか進まないぽい。普通に美味しいトンカツ屋さんなのですが、、、、みなさんできれば自分の近所の普通に美味しいトンカツ屋さんに行ってくれないかな。そしたら私も近所の普通に美味しいかつせいに行けるようになるのに。

採卵です

3度目の採卵。これで最後にしようと思ってはいるのですが。
何もかもが初めての時は好奇心が先に立ったのですが今回は痛みに耐えるので必死。いや、たいした痛みでもないのだけれど麻酔の注射って歯医者でも痛いよね、、、
育てようと思っていた7つほどの卵のみなさん。先週の検査では、右の卵胞は育っていないことが発覚。左の3個のみなさんに頑張ってもらうことになった。が、結局取れたのは1個だけ!さらには精子のみなさんも採取できたのだろうか。不安だらけ。
でも、駅前クリニックと違って、リクライニングシートに毛布、窓辺に乙女のドレッサーというこのスペースでゆっくりさせてもらって、頑張ったご褒美にお茶とお菓子をいただいて、というこのクリニックがやっぱり好きで、不安、諦めの気持ちを少し払ってくれる。
もしも終末医療を受けることがあったなら、こんな風に最期まで女の子扱いしてくれて、季節を先取りした花が活けてある病院がいいな。今このクリニックのトイレには白いアジサイ

一個しか取れなかったよ、と教えたら、夫は「凝縮されてるな!」とのこと。うん、その前向きに信じる言葉がなにより嬉しいよ。

マーフシヴァル結論

欧米のゲストが多くの静かで、「みんなどこに行ったの??」というほど人が少ない。これを寂しいと感じるならもう少し大きい島がオススメかしら。
ムーフシはスタッフがフレンドリーに話しかけてきたけど、マーフシヴァルでいちばん話しかけてくれたのはレストランのシェフ。みんな適当に距離を置いてサービスしているイメージ。一方ラスフシは、スタッフ忙しくて客とのんびり喋ってられない感じ?それぞれ特徴あるものだな。

穏やかに、マイペースで楽しむのにはもってこいの小さな島がマーフシヴァル。子連れでもOK。最終日には、小さな宝石のようなロヌボが離れがたく出発が辛かった。今回はスパに行く時間も作らなかったけど、ジャグジーやちょっとしたジムも使えるみたい。
もしも、ラグジュアリーなサービスを受けて、美味しいものをたくさん食べて飲んで、というなら物足りないかもしれないけれど、また訪れたくなるほど魅力的なハウスリーフ。これで35万だったらリピートするんだけどなぁ。お母さんも連れて行きたい。
次は、センターラグランドに行ってみたかったのだけれど、マーフシヴァルの目の前過ぎて、きっと向こうのビーチから見えるロヌボが恋し過ぎて辛くなりそうだから、と夫に却下された。じゃあ、じゃあどこならいいの⁇
インクルーシブのドリンクメニューが豊富で、ソムリエがいて、ミニバーにも少しアルコールがあって、サラダとフルーツが充実したビュッフェのレストランで、できればレストランもサンドカーペットで、島の周りをピキピキサンゴが取り巻いて、ビーチからそう遠くないところにドロップオフがあってウミガメが遊びにくる島があったら誰か教えて(*´Д`*)
あ、マーフシヴァルのことなら何でもきいて!

マーフシヴァル4.

マンタツアーとジンベエツアーの両方が開催されているのがマーフシヴァルの魅力の一つでもあったのですが、夫は「疲れるからどっちかひとつでいい」とのこと。それならマンタでしょー。見られない可能性もあると聞いていたけど、ポイントでは多くの船が停泊してマンタを探していて、「いたー!」となったらすぐ「ready!!gogogo!!」あわあわしながら準備して海へジャンプ。スノーケリングで飛び込むなんて、ちょっと前の私にはむりだったなぁ。成長したなぁ。そもそもドロップオフだって怖かったのだ。
で、マンタ。冗談みたいにしなやかで優雅で、写真や動画で何度も見たあの姿が、目の前の海を悠然と横切っていく。夢を見ているようだ。
初めてマンタを見られたことの喜びもあるけれど、こうしてボートでマンタ探してインド洋をすすみ、出逢ったならば「jump!」その一連のアクティビティがなんとも言えずエキサイティングて最高に気持ちが良かった。ボートでサービスしてくれたスイカも海水の塩味と相まって美味しかった。空は青いし、透き通る水面に踊るマンタ。ここに居られることが最高です。
ジンベエツアーも無事に見られたそうで、なかなかの確率みたいですな。
マンタも見たし、亀と泳いだし、言うことなしの夕暮れ。

木曜日は満月で、太陽と反対側の海に光の道が通った。その光で肌がしっとりと濡れそうな、濃い月光。願いまで叶いそう。

マーフシヴァル3.海に

今回のリゾートの決め手はロヌボ。兄弟のような小さな無人島まで、毎日3往復のドーニで10分かからず遊びに行けるのです。
このロヌボが、ビーチよし、ハウスリーフよしの宝島。サンゴ畑を舞う魚たちを飽かず眺めるシュノーケリング天国。

ドロップオフに沿って島を一周するには3時間かかったそうだ。やってみたいけど〜、、
真っ白な砂浜も、本島より広くきめ細かく、いつまでもここにいたくなる楽園。真っ白なカモメがフォトジェニック。
と、言ってもシュノーケラーの我々は海で時間を使い過ぎて、砂浜のんびりタイムを十分に確保できないのです(*´Д`*)のんびりしよう、と思った頃にドーニが迎えに来てしまう。
送迎ドーニと言えば、最初にロヌボに向かう途中でクルーが「ドルフィンドルフィン!」と叫んで舵を切った。ドーニの先には確かにイルカ!写真は撮れなかったけれど、モルディブで初イルカ見られた!ロヌボへの航路を大きく外れてイルカを追ってくれる遊び心に感謝。

もちろん、ロヌボに渡らなくてもマーフシヴァルのハウスリーフは美しい。メインジェッティからドロップオフに降りると、モルディブアネモネフィッシュの5人家族やサメ、カメ!ウォーターヴィラならドロップオフまで泳いで行くことも可能ですが、部屋はビーチにして、よいエントリーから近道でドロップオフに出かける、というスタイルが最近馴染んできたみたい。


あぁー、ムーフシはドリンクと食事が最高だけど見事なドロップオフならマーフシヴァル。両方満たすリゾートはどこに?!